
前回の備忘録に『葬』を綴ったので、『冠婚葬祭』にまつわる出来事を綴ることにしました

今回は、『婚』です

結婚式・披露宴に関する事です

大安・友引の日などは、県庁所在地の駅の構内などで見かけますね。
披露宴に出席する、若しくは出席した方々を…
私が、友人の披露宴に招待されていた頃と違うなぁ~と感じるのは、見た目でしか判断できませんので必然的に『服装』でしょうか…
披露宴、というものの位置づけが変化していることを感じます

『厳粛』 ⇒ 『和気あいあい』 なものに変化しているように…

悪いことだとは思いません

仕方のないことだと思います

招待客をもてなすというよりも、新郎新婦とみんなで『楽しむ』催しになっているのですから…
よって、服装も 『楽』 なものへと変化しているのでしょうね。
『正装』 とは何ぞや?
と、駅の構内をウロウロしている方々を見て
苦笑

してしまう私なのです。
新郎新婦の両親でさえ、黒留袖・モーニングを着用しないケースもあるくらいですから、学生気分の抜けていないような招待客の若者たちに 『正装』 と言ったところで、説得力はありません。
でも、一生のうちに何十回とあるものではなく、むしろ、片手か両手の指の数ほどしか招待されることは無いのですから、その中で、一回ぐらいは 『正装』 してみてもいいんじゃないかな!?と私は思うのです。
ここで勘違いしてはならないのは、『正装』と『おしゃれ』を混同しないことです。
細かいことを言いだすとキリがありませんが、
披露宴にもお葬式にも切ることの出来るような 『フォーマルウエア』 は、如何なものか…
いつから、めでたい披露宴の席に 『黒いドレス』 を着るようになったのでしょうか?
アクセサリーをつければいいってもんじゃあありません。
いつから、丈の短い(膝上)ワンピースを着るようになったのでしょうか?
いつから、昼間の披露宴でノースリーブを着るようになったのでしょうか?
なんだかなぁ~

さて、私たち夫婦の結婚式では、私や私の親族・招待客の尺度では考えられないことも起きていました。
私の招待客は親族・友人は、全員『正装』で出席してくれました。
女性は、ほぼ全員 『和装』 でした。
黒留袖・色留袖・訪問着・振袖、と
嬉しかったぁ~
集合写真も華やかでした
無理をして 『和装』 する必要は勿論ありません

でも、血の濃い親族は気を付けなければいけません。
何が言いたいのかって?
お察しの通り、BABA関連ですよ。
BABAの娘ってことは、私の夫の妹ってことです。
よって、『正装』しなければならないわけです。
彼女は、当時、既婚で二人の子持ちでした。
この時点で、彼女の正装は 『黒留袖』 です。片目をつぶって 『色留袖』 というところでしょう。
しかし、彼女は和装とは言え 『訪問着』 を着ていました





新婚で子供もいないのであれば仕方ありませんが、驚きました





何故、ここまで非難されなければならないのかって?
常日頃、他人様のことを悪く言わなければいんですよ、BABAが。
この時点で、BABAもBABAの娘も冠婚葬祭に関する礼儀が無いのがわかりました

しばらくたってから、BABAが他人様のお嫁さんのことを言いました。
和装に関する常識がないようなことを、偉そうに言っていました。
はぁ~?
自分の娘はどうなんだっ?





披露宴に招待されると、何かと出費がかさむのはわかります。
本当に大変なのであれば、断ることは恥ずかしいことではありません。
たとえ、安い貸衣装であっても、正しい礼儀で臨めばいいのです。
“豚に真珠”
よりは、よっぽどマシでしょう。
喜ばしい席では、羽目を外さないことが大切です。
新郎新婦の親族、特に両親・兄弟姉妹は要注意です。
相手を見くびっていると、痛い目にあいます。
集合写真は、証拠写真でもあるのです。
末代までの恥
にならないようにすることです。
私たち夫婦の結婚式での集合写真は、BABAの非常識を露呈する『第一号』の証拠となっています。
ただし、礼儀を重んじるのは大切なことですが、一番大切なのは、
おめでとう
お幸せに
と言う、心から祝う気持ちであることなのです
