『冠』に際して

| 感想
 昔で言う “元服” で “成人” と認められる儀式のことを言うようです。

 法律上では、大人とみなされていてもねぇ~face07

 と言うような輩が、成人式と謳う催しに迷惑行為を繰り返す昨今ですから…。

 何をもって 『大人』 と認めるのかがよくわからない、本当に不思議な時代になったような気がします。

 “自覚” とか “責任” とか求めたところで、その保護者に自覚・責任が欠落していたらどうしようもないし…icon10icon10icon10

 
 何事も、口にするのは簡単です。

 実行するのも、難易度にもよります。

 が、貫徹するのは当たり前と思われることの方が多いのです。

 重要なのは、

 自分の言動に、最後まで 責任を持つことです。

 
 以上のことは、成人であろうが未成年であろうが

 当たり前emoji14

 のことなんです。 


 成人式を祝う会場で、偉い方が上記のような事を口にしますが、成人になってからこんなことを言ったところで

 もう、遅いじゃんface08

 と思いませんか?

 成人になるまでに、心身に叩き込んでおくべきことでしょう?


 二十歳になるまでに、保護者が、それなりの“責任感”を叩き込むことの出来た成人の頭上には、それなりの『冠』が輝くことでしょうicon12

 その冠をさらに光り輝くものにできるかどうかは、それからの“努力”と“運”です。

 
 成人の頭上にある冠が、光っているのか? それとも、錆びているのか? 分相応か?

 保護者の 『自覚』 と 『責任』 によることを忘れずに子育てをすることをお勧めします。

 
 頭上の冠をどのような冠にするのかは本人次第です。

 それをきちんと伝えるのも、

 保護者の責任

 だと思います。

  


Posted by 向日葵. at 2018年11月12日10:05

『婚』に際して

face08 ここ最近は、結婚式・披露宴に参列することはありません。

 前回の備忘録に『葬』を綴ったので、『冠婚葬祭』にまつわる出来事を綴ることにしましたicon53

 今回は、『婚』ですicon12

 結婚式・披露宴に関する事ですicon12


 大安・友引の日などは、県庁所在地の駅の構内などで見かけますね。

 披露宴に出席する、若しくは出席した方々を…

 私が、友人の披露宴に招待されていた頃と違うなぁ~と感じるのは、見た目でしか判断できませんので必然的に『服装』でしょうか…

 披露宴、というものの位置づけが変化していることを感じますface01

 『厳粛』 ⇒ 『和気あいあい』 なものに変化しているように…face08

 悪いことだとは思いませんicon23
 
 仕方のないことだと思いますface06

  
 招待客をもてなすというよりも、新郎新婦とみんなで『楽しむ』催しになっているのですから…


 よって、服装も 『楽』 なものへと変化しているのでしょうね。
 
 『正装』 とは何ぞや?

 と、駅の構内をウロウロしている方々を見て

 苦笑face10

 してしまう私なのです。


 新郎新婦の両親でさえ、黒留袖・モーニングを着用しないケースもあるくらいですから、学生気分の抜けていないような招待客の若者たちに 『正装』 と言ったところで、説得力はありません。

 でも、一生のうちに何十回とあるものではなく、むしろ、片手か両手の指の数ほどしか招待されることは無いのですから、その中で、一回ぐらいは 『正装』 してみてもいいんじゃないかな!?と私は思うのです。

 ここで勘違いしてはならないのは、『正装』と『おしゃれ』を混同しないことです。


 細かいことを言いだすとキリがありませんが、
 
 披露宴にもお葬式にも切ることの出来るような 『フォーマルウエア』 は、如何なものか…

 いつから、めでたい披露宴の席に 『黒いドレス』 を着るようになったのでしょうか?

 アクセサリーをつければいいってもんじゃあありません。

 いつから、丈の短い(膝上)ワンピースを着るようになったのでしょうか?

 いつから、昼間の披露宴でノースリーブを着るようになったのでしょうか?

 
 なんだかなぁ~face07



 さて、私たち夫婦の結婚式では、私や私の親族・招待客の尺度では考えられないことも起きていました。

 私の招待客は親族・友人は、全員『正装』で出席してくれました。

 女性は、ほぼ全員 『和装』 でした。

 黒留袖・色留袖・訪問着・振袖、と

 嬉しかったぁ~

 集合写真も華やかでした


 無理をして 『和装』 する必要は勿論ありませんemoji08


 でも、血の濃い親族は気を付けなければいけません。

 何が言いたいのかって?

 お察しの通り、BABA関連ですよ。


 BABAの娘ってことは、私の夫の妹ってことです。

 よって、『正装』しなければならないわけです。

 彼女は、当時、既婚で二人の子持ちでした。

 この時点で、彼女の正装は 『黒留袖』 です。片目をつぶって 『色留袖』 というところでしょう。

 しかし、彼女は和装とは言え 『訪問着』 を着ていましたface08face08face08

 新婚で子供もいないのであれば仕方ありませんが、驚きましたface08face08face08


 何故、ここまで非難されなければならないのかって?

 常日頃、他人様のことを悪く言わなければいんですよ、BABAが。


 この時点で、BABAもBABAの娘も冠婚葬祭に関する礼儀が無いのがわかりましたface07


 しばらくたってから、BABAが他人様のお嫁さんのことを言いました。

 和装に関する常識がないようなことを、偉そうに言っていました。


 はぁ~?


 自分の娘はどうなんだっ?icon34icon34icon34

 
 
 披露宴に招待されると、何かと出費がかさむのはわかります。

 本当に大変なのであれば、断ることは恥ずかしいことではありません。

 たとえ、安い貸衣装であっても、正しい礼儀で臨めばいいのです。

 “豚に真珠”

 よりは、よっぽどマシでしょう。

 
 喜ばしい席では、羽目を外さないことが大切です。

 新郎新婦の親族、特に両親・兄弟姉妹は要注意です。

 相手を見くびっていると、痛い目にあいます。

 集合写真は、証拠写真でもあるのです

 
 末代までの恥


 にならないようにすることです。


 私たち夫婦の結婚式での集合写真は、BABAの非常識を露呈する『第一号』の証拠となっています。


 ただし、礼儀を重んじるのは大切なことですが、一番大切なのは、

 おめでとう
 お幸せに

 と言う、心から祝う気持ちであることなのですicon06

  


Posted by 向日葵. at 2018年11月09日17:20

『葬』に際して

 最近、通夜・葬儀に参列することがありました。

 軍人だった祖父は、姉と私を大変可愛がってくれましたが、礼儀作法に関しては厳しい躾を受けましたicon12

 その当時は、反発することも有りましたが、今では感謝をしていますface01

 さて、社会人になっても礼儀作法に厳しい上司のもとに配属されたため、半世紀近くを生きてきた今では『冠婚葬祭』に関しては、あまり困ることはありません。

 が、その反面、『冠婚葬祭』に関する行事に参加すると他人様のことが、少しだけ気になってしまうことがありますface08

 一昔前までは、『通夜』の服装は、『喪服』を着用しなくても構わないとされていました。

 かと言って、派手な服装は NG ですが…。

 最近は、殆どの方々が『喪服』を着用して通夜に参列されています。そして、冠婚葬祭に関するマニュアルのようなものも喪服の着用を推奨されている物が殆どです。

 その理由は、昨今の様々な環境の変化なのでしょう…face06

 でも、変化させてはいけないものがありますicon12

 それは、亡くなった方に対する『敬意』です199

 それは、通夜・葬儀の言動に表れます。
 
 そして、その言動は、その人の“品位”そのものであるという事です。

 そして、その品位は、その人の今までの生きていた経緯を表します。

 要するに、故事・諺で言うところの

 氏より育ち

 です。

 (家柄や身分よりも、育てられ方のほうが人格の形成に大切である。人の価値は、血統よりも、環境や教育や努力によるところが大きい。いろはがるた(京都)の一。 ⇒三省堂  故事・ことわざ・慣用句 辞典 より)


 通夜・葬儀の際に、マナー・エチケットに不安があったり、自信がなかったりするのであれば、自己判断をせずに調べることです200

 “調べる”と言っても、適当にその辺の人に聞いて、“良し”とするのは危険です。

 我が家のBABAのように、『氏より育ち』を絵に描いたような、全く物を知らないのにも関わらず、知っているようなふりをして無責任に適当なことを言う人間がいるのですから…。

 人に聞くよりも、この情報社会、インターネットを利用した方が正確な情報を得ることが可能です(参考にするサイトには注意!)。

 また、今後の自分を磨くためにも正確な情報を知りたい!という方は、“冠婚葬祭”に関する書籍を購入することを推奨します201

 
 閑話休題

 先日の、通夜・葬儀に関して…

 私は、通夜には仕事場から直行しましたので、喪服は着用していませんでした。

 読経には間に合いませんでしたので、通夜が終わってからお顔だけ拝見しました。

 翌日の葬儀には喪服を着用しました。

 勿論、洋装です。

 焼香が始まりました。

 うつむき加減で座っていた私の目に、私の尺度では考えられない光景が…face08

 ある女性の履いていた靴が、光っているではありませんか…

 黒とは言え、エナメル NG ですよ。

 でも、全部黒なら、片目をつぶって OK にしましょう。


 が、彼女の靴は違うものが光っているのです。

 黒い靴とは言え、ゴールドの縁取り、ヒールには ラメ がちりばめられていました。

 親族でないから、
 
 まっ、いいかぁ

 だったのでしょうか?
 
 でも、結構な年齢でしたよface07



 この件で思い出しました。

 BABAの親族の非常識な言動を…

 夫の祖母の葬儀に、ヤンキーみたいな二人連れの女性を見かけたface08

 喪服は来ていましたよ、一応

 でもね…

 持っていたバッグを見て驚きました。。

 二人とも、ルイヴィトンの小型ボストン…(茶色のボロボロ)

 アホかicon09icon09icon09

 黒いバッグを持っていないのであれば、数珠と白いハンカチだけ持ってくればいいんだよぉ~

 みっともないぐらいの茶髪なら、せめて束ねてきなさいっ!!!!!!!!


 この二人は、義父の葬儀の時にも、同じスタイルで参列しました。

 
 DNAって恐ろしいですねface09face08face09


 BABAもBABAの娘も、義父の葬儀の時、ヘラヘラ笑っていましたもの…face09icon34

 BABAの孫は、スマホでゲームしていましたface08icon34

 BABAの娘も、娘の夫も注意をするどころか、一緒に画面をのぞいていましたっけ…face09icon34

 
 気の毒なお義父さんicon11icon11icon11


 さて、今時の『冠婚葬祭』は、簡素化の傾向にあることは否めません。

 でも、礼儀まで簡素化していいはずがありません。

 そもそも、礼儀に簡素化などあり得ないのです。

 義理で参列するのだから、多少のことは許されるのだと思うのであれば、参列しない方がマシです。

 
 『冠婚葬祭』のマナー・エチケットを学んで損をすることなどあり得ません。

 世の中には、知らないで済むことと済まされないことがあるのです。

 知らないことをそのままにして、取り返しのつかないことにならないように日頃から学ぶ姿勢を持つことです。


 残念なことに、亡くなった方には会って謝罪することは出来ません。

 だからこそ、葬儀の際に無礼があってはならないのです。

 
 娘の嫁入り支度に、実家の家紋をつけた和装の喪服を持たせる風習は今でも根強く残っているようです。

 しかし、いくら高価な喪服を支度したところで、礼儀が伴っていないようでは台無しです。

 たとえ、貸衣装の喪服でも礼を尽くした態度で臨む姿は美しいものです。

 高価な喪服を支度するよりも、礼儀作法を嫁入り支度させた方がいいような気がしますemoji50

 
 BABAやBABAの娘も、高価な喪服を身に着けていたようですが、私の目には

 貧しく・醜い 『餓鬼』の姿が 

 映っただけでしたface07face07face07


  


Posted by 向日葵. at 2018年11月06日13:31